遠距離恋愛はお金が掛かる
大学を卒業し、彼女が遠くの会社へ就職してしまいました。
会うためには新幹線に乗らなくてはいけません。 交通費もバカにならないので、月1回と決めていました。
しかし離れていると寂しさが募り、急に会いたくなることもありました。 そのためどんどん交通費はかさみます。
会うときはいつも私が彼女の元に駆けつけて、交通費も全部負担していました。 私は給料も安く、交通費を捻出するだけでもかなり大変でした。
それだけではなく、携帯代も大変でした。 メールだけで我慢すればいいのですが、やはり声が聞きたくなるものです。
声が聞きたくなれば顔も見たくなります。 無料電話アプリも通信が安定しないためスマホのテレビ電話を使ってしまい、料金がかさみました。
借金をしてまで付き合っていた彼女だが、結局別れることに
会えばデートでまたお金を使い、遠距離恋愛のために借金をしてしまいました。
次第に借金返済と遠距離恋愛を続けるのがつらくなり、彼女に会いにいく回数も減っていきました。 自分の愛情は全く冷めた訳ではなかったのですが、彼女の方が先に冷めてしまい別れを切り出されました。
今は交通費を捻出する必要もなくなったため、借金返済もはかどっています。 お互いもうちょっと我慢して節約すれば、そして彼女の方も交通費やデート代を負担してくれたらよかったのにと思います。
そうすれば自分も借金返済に苦しまずに済んだのに。 学生時代はあんなに仲がよかったのに、別れるときにはあっけないものです。
結局、彼女とは縁がなかったのだなと諦めています。
夫婦ともに50代・借金生活
30代で結婚し、夫婦ともに50代前半です。
老後が見えてきている年齢だというのに、借金返済に苦しんでいます。 2人の子供は既に独立し、教育費の支払いが無くなった分生活が楽になるのではと思いました。 しかし夫の給料が減ってしまい、以前より生活は苦しくなりました。 生活費の補てんにとした借金が、いつの間にか300万円を超えています。
その借金は夫に内緒でした。 子供に頼ろうと思ったのですが、彼女たちも結婚したばかりでお金のかかる時期です。 恐らく両親にお金の援助なんてできないだろうと思います。 でも借金返済の心労がたたり、私はついに倒れてしまいました。
その時お見舞いに来てくれた長女に借金のことを打ち明けました。 借金の肩代わりはできないけど、債務整理をした方がいいとアドバイスをくれました。 債務整理を依頼する弁護士さんは娘が探してくれ、手続きの費用は援助してくれました。 落ち着いて借金の内訳を調べてみると、中にはかなり前に借りたものもありました。
金利の引き直し計算、そして将来の金利カットで借金はたった50万円にまで減りました。 夫にも娘が一緒に説明してくれて助かりました。 親として情けなくなる部分もありましたが、娘からはもっと早く相談して欲しいと叱られました。
現在借金返済は月15,000円ずつ行っています。 これから老後もすぐにやってくるでしょうし、貯金をしなければと思っています。 体が動くうちに私もたくさん働かなくてはいけませんね。 [追記]