借金の返済で生活できなくなり生活保護申請

生活保護受給者

父の兄は、若いころに失踪をしていました。

そして、父などとは音信不通の状態が続いていました。 しかし、いわゆる年金をもらうような年齢になってから、父のもとに消費者金融から連絡が入りました。

どうやら父の兄は、そういったところから借金をしていたようです。 もちろん、父は、失踪していた兄の借金返済など肩代わりする意思はありませんでした。

そして、その借金返済の話は断ったのでした。 しばらくしたら、父の兄が暮らす地域の福祉事務所から連絡がきました。

父の兄は生活保護の申請をしたようでした。 そして、父が援助をできるかどうか文書で尋ねてきたのでした。 その話も父は断りました。

どうやら父の兄は、年金などの支払いも行なってなかったと思われます。 その結果として、年をとって働けなくなってから、お金に困ってしまったようです。

そして、借金をするに至ったようです。 また、結果として借金返済で生計が立たなくなったためか生活保護の申請を行なったようです。

老後に備えて蓄えは必要と感じた

年をとって働けなくなると、生活のためのお金は年金だけが頼りです。

その年金の支払いを怠っていれば、十分な年金を貰うこともできません。 そのため、借金をすることになったのだと言えます。

こういった姿を見るにつけ、最低限の老後への備えは大切だなあと思ってしまいます。 父の兄の借金返済については、その娘がなんとかしたようです。

そして、父の兄は数年前に亡くなりました。 借金の返済という負の遺産が、身内である私たちに残されなかったことだけは幸いだったなあと感じています。