キャッシングによる借金生活
高校を卒業したら家を出て、東京で暮らすんだと思っていました。
そして実際に高校を卒業後、上京をしました。 でも特に計画もなく、アルバイトをして過ごす毎日でした。 都会では華やかな生活が待っていると思っていたのですが、実際には友だちもいないし孤独な日々です。
生活費もかかるため、バイトを掛け持ちしてなんとか食いつないでいました。 タレントになろうと思いオーディションを受けてみたのですが、なかなかうまくいきません。
あるとき自転車で転んでケガをしてしまい、バイトを1週間休む羽目になりました。 貯金もないのでバイト料の激減はかなり辛かったです。 そのため、ほんの一時的な気持ちのつもりでキャッシングをしました。
しかし、その後も何度かお金がピンチになることもあり、その度にキャッシングを利用しました。 上京する前にも「必ず返済するから!」と約束して友だちから借りていたお金があったのですが、その借金返済も滞ったままです。
都会暮らしは甘くなかった
結局、精神的にも追い詰められ、田舎へ帰ることを決意しました。
挫折して残ったのは借金返済のみです。 実家で暮らしながらアルバイトをし、なんとか借金返済を続けています。 疎遠になっていた地元の友人にも頭を下げ、お金を返すことができました。
つくづく自分の考えは甘かったと反省していますが、早めに田舎に帰ることを決意したのはよかったと思っています。 もしあれ以上我慢していたら、もっと追い詰められてしまったか、返済しなければならない借金はもっと膨れ上がっていたかもしれません。