『真夜中の前園直樹グループ。大阪編。』いよいよ来週です。

2010.7.11. [ 告知。]

flyer_MNGいよいよ1週間後に迫りました。『真夜中の前園直樹グループ。大阪編。』。大阪の皆さま、ご無沙汰しております、前園直樹です。

今回は、ドラムスに有泉一さんを迎えての4人編成で挑みます。新編成では初の遠征、ということになるのか。
ドラム入りの前園直樹グループ、これまで都内で2度のライヴをおこないましたが、オリジナル・メンバー3人のサウンドとは、(当然ながら)また違ったものになっております。それを、皆さんに是非聴いて、楽しんでいただきたく思います。

そして。ここで俄然楽しみになる続報が入ってきました。

京都のレコード・ショップ「100000t」(10万屯)、そして東京から常盤響さんの個人レコード出店が決定。

いやはや、皆さまのご協力で、盛りだくさんな内容となりそうです。大阪近郊の皆さま、来週はジャニスで楽しい夜更かしを。乾杯しましょう。

真夜中の前園直樹グループ。大阪編。

7/18(日・祝日前)開場・開演: 24:00
@心斎橋・Music Club Janus
チケット料金: 前売 2,500円。当日 3,000円(各1ドリンク付)

LIVE: 前園直樹グループ(前園直樹・羽立光孝・有泉一・小西康陽) ・マキ凛花・おおたえみり
DJ: 北澤望夢・細田剛・小堺彰夫・坪内克徳・安田謙一

レコードフェア&フリマ。会場内で同時開催。
ラヴ・ショップ・レコード、ヒューマン・レコーズ、プロムナード・レコーズ、100000t、常盤響、小西康陽

info. Music Club JANUS: TEL 06-6214-7255

(前園)

真夜中の前園直樹グループ。大阪編。

2010.6.26. [ 未分類]

flyer_MNGすでにご案内させていただいた、大阪での『真夜中の前園直樹グループ。大阪編。』のフライヤーが完成しました。レコード・ショップやフリマも同時に開催される、LIVE, DJ & SHOPPINGを楽しめるイヴェントです。前売チケットは発売中です。ライヴは前園直樹グループをはじめ、マキ凛花さんそしておおたえみりさん。素晴らしい演奏と素敵なDJをお楽しみください。関西地区の皆さまのお越しをお待ちしております。

真夜中の前園直樹グループ。大阪編。

7/18(日・祝日前)開場・開演: 24:00
@心斎橋・Music Club Janus
チケット料金: 前売 2,500円。当日 3,000円(各1ドリンク付)

LIVE: 前園直樹グループ(前園直樹・羽立光孝・有泉一・小西康陽) ・マキ凛花・おおたえみり/DJ: 北澤望夢・細田剛・小堺彰夫・坪内克徳・安田謙一

レコードフェア&フリマ。会場内で同時開催。
ラヴ・ショップ・レコーズ、ヒューマン・レコーズ、プロムナード・レコーズ 他

info. Music Club JANUS: TEL 06-6214-7255

(松本)

7月。

2010.6.21. [ 告知。]

ライヴの告知です。

7月。まずは、東京・吉祥寺。シンガー・ソングライターの矢舟テツローさんが企画されるイヴェントに出演。
小西康陽さんも、コチラで連日書いているとおり、また新たな編成でステージに上がります。

以下、ご覧になって、是非ともお越しください。

~矢舟テツロー・プレゼンツ~
「夏のヤフヤフ祭り」

2010年7月2日(金)@吉祥寺・スターパインズカフェ
TEL: 0422-23-225
武蔵野市吉祥寺本町1-20-16-B1(JR吉祥寺駅北口下車,ヨドバシカメラ裏)
●開場 19:00/開演 19:30
●チケット料金 :前売 2,700円/当日 3,200円

LIVE: 矢舟テツロー/前園直樹グループ
DJ: はせはじむ

ご予約: お名前と人数を明記の上
boppuccino@excite.co.jp
までメールでお申し込み下さい(当日精算)。

—–

そう、7月は『真夜中の前園直樹グループ。大阪編。』も、実に楽しみです。
当日、DJで参加してくださる北澤望夢さんのブログを筆頭に、各所にて告知いただいています。皆さま、ありがとうございます。

DJではロック漫筆=安田謙一さんの参加が追加決定。小西さんも、フリーマーケット出品するとのこと。などなど、楽しみな要素は倍加中。
以下が、最新の情報になりますが、追加情報、あるいはフライヤーなど、随時アップしていきますので、また覗きに来て下さいませ。

大阪、ひいては関西の皆さま、久々におじゃまします。当日は日曜ながら、祝日前夜(つまり、終演時は祝日の朝)。きっと、とんでもなく楽しいことになるはずですので、是非とも、お誘いあわせの上。

『真夜中の前園直樹グループ。大阪編。』

7月18日(日)@心斎橋・Music Club JANUS
TEL: 06-6214-7255
●開場・開演: 24:00
●チケット料金:
前売 2,500円(1ドリンク付)
当日 3,000円(1ドリンク付)
●出演
<LIVE>
前園直樹グループ/マキ凛花おおたえみり
<DJ>
安田謙一(げてものがかり)/北澤望夢(tone upstairs)/細田剛(foda)/小堺彰夫(collette / second royal)/坪内克徳(play on)/他
●レコード・フェア。会場内で同時開催。
promenard records(東京)/love shop record (東京)/human record(京都)/他
●チケット発売日:JANUS/ローソンぴあe+にて、発売中。
(このサイトでもチケット予約のメール受付を行なう予定です)

(前園)

水戸の夜。黒い花びらとイチジクの葉。

2010.6.21. [ 覚え。]

20100620去る土曜の夜、水戸市・南町のB2で開催された『前園直樹グループと安藤明子のうたとことば。』へお越しくださった皆さま。どうもありがとうございました。

ワールドカップ・日本戦の真っ最中でしたが、限定50の座席は、おかげさまで無事に埋まりまして。共演の安藤明子さん、主宰の菅谷元さん、フライヤーを作成してくださった猪狩さんにも、心から感謝しております。そして、会場となったビー・セカンドのスタッフの皆さまにも。とても綺麗な、雰囲気のよい、音のよい空間で演奏させていただきました。

安藤さんの歌。ギター。素晴らしかったです。
今年の2月に東京で開催した『真夜中の前園直樹グループ。』にも出演していただきましたが、僕はその時、出店していたレコード屋の店番をしているうちに、聴き逃してしまっていたのでした。止むを得なかったとはいえ、それが、とても悔しくて。
だから今回の安藤さんのステージは、個人的にも、待望のステージとなりました。感想は、ひとこと。大満足。
そこには、安藤さんがひとりで奏でるべき、歌うべき音楽がたしかに在りました。

僕たちは、というと。

僕たちも、三人で奏でるべき音楽を、安藤さんと比べれば不安定ながらも、それでもやはり、皆さんにお届け出来たかと思います。
反省の仕様も判らないのですが、ライヴ前日に弦を切ってしまったせいで、僕のギターが、かねて以上に不安定だったことが、痛かった、かな。
(演奏中に、それがマイナスの方向に作用していることに気付いて、申し訳ない気持ちになってしまった。。。)

ステージを囲むように配されたテーブルにお客さまが着いて、お食事とお酒を楽しんでいただきながら、ゆっくりと流れていった時間。水戸は本当に好きな街。水戸に暮らす人々も大好きなので、きっといつかまた、土曜の夜のようなひとときを、ご一緒したいものです。

—–

写真は、ひとりで乗った、帰りの常磐線・スーパーひたち車窓ぎわの景。乗車直前、泊まっていた宿の向かいにある古書店で<うっかり>買ってしまった雑誌「マンハント」のバック・ナンバーを肴に、ウイスキーを嘗めながら帰りました。

1959年12月号には、永六輔によるミニ・コラム『黒い花びらとイチジクの葉』収録。中村八大と「黒い花びら」を共作した或る夏の出来事。二人の仕事場となった八大先生のアパートには、作詞家、作曲家の他に、創唱者である水原弘も居合わせたのだった――僕はこの小文を読んで初めて、伝説的な名曲誕生の現場に、作者以外の<もうひとり>が居た、という事実を知りました。

完成版の詞、とは明記されていませんでしたが、原稿用紙に書かれた、文字の連なりを読んだ水原の、次のひとこと。

「ごきげんな詩ですね!安っぽくて!」

が、なんだか痛烈に響いて。(括弧内、<詩>は原文ママ)
車中、小さな声で「うわあ」と呟いてしまったのでした。

中村八大がピアノを叩くあいだ。永六輔が原稿用紙に向かっているあいだ。水原弘はトイレで、ずっと「マンハント」を読み耽っていたというくだりも印象的だったけれど。
とにかく、僕が<昭和>を強く感じるのは、こんなエピソードを読んでしまったとき。

(前園)

羽場達彦さんのご冥福を、お祈りします。

2010.5.29. [ 覚え。]

先日、僕たちがワンマン・ライヴをおこなった池ノ上のバー「ルイナ」は、以前はボブテイルという名前だった。

その、ボブテイルのオウナー、羽場達彦さんが、きのう亡くなられたという報せを受けた。
ボブテイルがルイナと名前を変えて以降のオウナー、飯島健さんからのメールによって、だった。

一昨年の4月。BANKの鈴木望さんが競演者として僕をライヴへ誘ってくださった。
アルバム『うたとギター。ピアノ。ことば。』のレコーディングで、ミュージシャンとしての活動を再開したばかりとはいえ、ライヴとなるとまた別の話。僕は、すぐに出演する旨を伝えられずにいた。
プライヴェートな場を除いて、4年以上、人前で歌っていなかったからだ。

しかし、いっぽうでは、レコード屋のための仕入れを通じて好きになった曲を、自分でも歌ってみたい、という欲求が頂点に達していたことも事実だった。
それを発する場として、僕は半ば本能的にレコーディングではなく、ライヴを選んでいた。

ただの経験不足なのかもしれないが、レコーディングスタジオを、自分はどうしても窮屈に思ってしまうことがある。
そんなこともあって、自分はライヴという形で活動を再開することにしたが、望さんから電話で聞いた、ボブテイルの<感じ>になんとなく惹かれたから、ということも大きかった。

ライヴ当日。池ノ上駅を降りてすぐ、地下へと続く階段を下り、初めて目の当たりにしたボブテイルの空間は、自分の音楽に合うように思えた。
羽場さんにも、そこで初めてお会いした。

BANKの演奏が終わった後、後藤雅宏さんのピアノ伴奏で、僕は茶木みやこ版の「マリー・マリー」やピチカート・ファイヴの「子供たちの子供たちの子供たちへ」を歌った。
マイクの前に立った瞬間から、過去に経験のないような緊張に苛まれたが、辛うじてステージをやり切った。

何より、ライヴ開始直後から完全に舞い上がっていた自分を、ボブテイルに集まった友人たちが温かく見守ってくれたおかげだった。
それにしても、久々のステージは、予想以上に厳しい結果に終わった。

終演後。達成感でもない、そして<ライヴなんて引き受けなければよかった>という後悔の念とも違う、複雑な気持ちで引き上げようとしている僕に、その日のギャランティーを入れた封筒を持って、羽場さんが近づいてきた。
そこで、僕は羽場さんから思いも寄らぬお褒めの言葉をいただいたばかりか、「また是非歌ってください。もう対バンしてほしい歌い手さんまで決まっています。」という、激励ともとれる次回出演の依頼までをも拝受してしまったのだった。

その時の心境から、僕は即答出来ずに、次回出演の話を持ち帰った。
別れ際、羽場さんからは、2枚のCDをいただいた。

ご存知の方もいるかと思うが、羽場さんは、ご自身もミュージシャンとして、また音楽プロデューサーとしても活動されていた。頂戴したCDは、どちらも羽場さんプロデュースによる作、だった。

数日後、羽場さんから、再度出演依頼のメールが届いた。決して長いものではなかったと記憶しているが、再び歌って欲しい気持ちが、強く、たしかに伝わってくる熱があった。
過日の<複雑な気持ち>が、どちらかというと、後悔の方へと傾きかけていたところだった。僕は、羽場さんに背中を押される形で、次回ライヴの構想を練り始めた。

そうして色々と策を練った挙句、約2ヶ月後、再びボブテイルに出演したときの編成は、自分がヴォーカル、新井俊也さんがギター、松野肇さんがベース、小西康陽さんがピアノ、というものだった。
一夜限り、「ゾニーズ」という名前の、バンドでの出演となった。

前回と同様に、自分は黒い皮靴に濃紺地のピンストライプのスーツ、黒いハット、というスタイルでお客さまに相対し、手にはマイクの他、歌詞を書いた黒い手帳を持っていた。

ゾニーズのライヴは、大盛況だった。

その日の終演後、羽場さんが「ボブテイル史上最多の動員数でした。」と仰ったことが忘れられない。
バンドのメンバーと、大勢の友人たちとで、下北沢の中華料理店へ流れて打ち上げた。全員分とまでいかなかったが、当日のギャラを、飲み食い代の足しに出来たことが、とても嬉しかった。まさにボブテイルのおかげ、僕は、久方ぶりにライヴに<酔う>ことが出来たわけだ。

ゾニーズのライヴが終わり、初秋。小西さんからの声掛けをきっかけにして、前園直樹グループとしての活動が始まった。
僕も小西さんも、ゾニーズとして出演したボブテイルでの一晩が忘れられないでいたのだ。

4月、望さんから僕へのお声掛け。次いで、羽場さんから僕への。
そう考えると、僕はお二人に、心から感謝しなくてはならないのだ。
特に、ボブテイルの店主であり、前園直樹グループ結成直前の僕を見守り、後押ししてくださった、羽場さんには。

このバンドの初めてのライヴも、ボブテイルに於いて、だった。
確認のために、パソコンの送信履歴を覗いたところ、9月になって、羽場さんから、再びボブテイル出演の依頼話をいただいていた。

それを読んではっきりと思い出したが、返信する形で、僕は、羽場さんへ前園直樹グループ結成の挨拶をしたのだった。
その時も、羽場さんはとにかく積極的なコーディネイトぶりで、対バンの方(藤原マヒトさんだった)もすでに決めてくださっていた。

羽場さんは体調不良を理由に、その年いっぱいで、ボブテイルのオウナーをお辞めになり、現在も僕たちがお世話になっている飯島(ルイナのオウナー)さんにお店を譲られた。

時期を同じくして、前園直樹グループの雑誌「うたとことば。」の2号には、原稿をお寄せいただいている。とにかく、こちらが照れてしまうほどに、僕と僕たちを激賞してくださっているのだが、それより何より、いま僕は、文中に於いて羽場さんが挙げてくださった方と、ボブテイルに於けるツーマン・ライヴが開催されなかったことについて考えている。

昨年の今と同じ頃は。僕たちにとって大切な存在だったエイジさんが、逝った。

僕は昨晩、彼とよく会いよく飲んだ、歌舞伎町のパーティーに行かずのまま、そのことを思ったばかりだったのだ。

そして今。

心から、羽場達彦さんのご冥福を、お祈り申し上げます。

(前園直樹)