メモから手紙へ。

2010.2.5. [ 告知。 , 覚え。]

2月に入り、「真夜中の前園直樹グループ」に向けてのリハーサルが始まりました。

と書き出しておきながら、今日はお休み。今朝は、自宅の浴槽に足を浸し、昨晩、スタジオで出した音を思い返していました。風呂場の湿気を、快く感じながら。こりゃあ、ノドにいいぞ。って、実は少しだけ、ヴォーカリストとしてそんなことを考えることもあるのです。

いきなり話が逸れましたが、今回、小西さんと僕で、また新しいレパートリーを数曲ずつ持ち寄りました。

基本的に、提案する曲の譜面は、各自で用意します。その、譜面なのですが、僕の用意するものは、自分でいうのも変ですが、結構ひどい。ドイヒー、で。

何度書いても、どの曲を書いても、思うままの響きを書き殴っただけの<メモ>のようなものに帰結してしまいます。本当は、その曲をどう聴かせたいのか、を記号化して、メンバーと、その向こう、聴いてくださる皆さんに伝える<手紙>のような水準で渡したいのですが。どこか雑だし、せっかちで。オマエ、そんなに早くマイクの前に立ちたいのかよ、と、駄目な譜面を書いた後は少しだけ自分を責めてしまいます。少しだけ。

そんな、ドイヒーな僕のメモ書きも、メンバー二人の力を借りて、少しずつ手紙へと変化していくのです。他者の能力が加わって、音楽がどんどん変化していく過程を楽しめるのなら、バンドって、最高だなあとつくづく思っています。こんなことを考えてしまうのは、独り多重録音で音を形にしていく時期が、長かった所為なのでしょうか。

いやはや。結局、バンド、今年も楽しんでいますよ、というお話をしたかっただけ、なのでした。新レパートリー、どうぞお楽しみに。

皆さん、2月10日の真夜中は、下北沢、モナ・レコードへ(詳細については、ひとつ前のエントリーでご確認)。出演してくださる安藤明子さんの新しいアルバムを、昨晩、頂戴しました。素晴らしい作品、とのことで、これから聴かせていただきますが本当に楽しみです。そして、同じく京都からは、バンヒロシさんもご登場とのこと。

さらには常盤響さん/平林伸一さん/松永良平さん/コッキーポップ2010(フカミマドカ&行達也)/市川雅代さんのDJ。おまけにいくつかミニ・ショップまで出現する模様。と、ここでとつぜん私的な告知になって申し訳ないのですが、ワタクシ前園も、ワニ・ブック店主のミズモトアキラさんとご一緒に、中古レコード・古本・笑顔を用意して、皆さんのご機嫌を伺います。

でも、あくまでもライヴを成功させなくては、今回のイヴェント、格好付かないので! と自分に言い聞かせながら、久々の投稿は、この辺にて。明日はまた、リハーサルです。

(前園直樹)